新宿バルト9、梅田ブルク7にて開催された『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』の先行上映と、2014年に公開された劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ！』を同時上映するチアリング上映イベント。9月24日(日)の新宿バルト9会場では、上映終了後にJupiterのキャスト3名によるトークイベントが行われました。

『Episode of Jupiter』の上映終了後、自然と沸き起こった拍手のなかトークイベントはスタート。客席でプロデューサーたちとともに観ていた天ヶ瀬冬馬役の寺島拓篤さん、伊集院北斗役の神原大地さん、御手洗翔太役の松岡禎丞さんが司会に呼び込まれて登壇すると、『Episode of Jupiter』を観終わった客席の感動のままに、キャスト陣の目にも涙が。特に寺島さんの想いはひとしおで、思わず言葉を詰まらせる場面もあり、神原さんが手にしていた来場者特典のティッシュボックスを渡してフォローする一幕もありました。

すると、ここで司会から突然サプライズゲストの告知が！ ここから先のMCとして現れたのはTVアニメ『アイドルマスター』、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ！』でプロデューサー役を務めた赤羽根健治さん。突然の登場に、満員御礼となった客席のプロデューサーから大きな拍手と歓声があがりました。

今回、赤羽根さんがMCに抜擢されたのは、「Jupiterと語らいたい」という赤羽根さんのTwitterでの発言（https://twitter.com/kenji__akabane/status/906490557697892353）が決め手に。当時、TVアニメ『アイドルマスター』の現場では男性キャストの4人（時々、子安武人さんも）とともに集まっていることが多かったそうで、その4人でこうして舞台に立って語らえるということで、赤羽根さんも今日は『SideM』仕様の、星印が散りばめられた衣装で登場する気合いの入りっぷりでした。
Jupiterの前だとすぐにファンになってしまうという赤羽根さんは、SideMの1stライブ「THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE ～ST@RTING!～」の際、寺島さんから「見たか！765プロ！」と言われた時にも興奮しすぎて（役のことを忘れて）素で「315でした！」と返してしまったというエピソードを披露して笑いを誘っていました。

最初に『Episode of Jupiter』を制作すると聴いた時の気持ちを訊かれると、3人とも961プロを出たあと、どうやって315プロに入ったのかは当時からずっと気になっていたので、ようやく来たかと思いつつも、言葉にできない気持ちだったとのこと。収録にあたっては、Jupiterが（アフレコで）ここまでたくさん会話することは今回が初めてだったので妙にドキドキしたという寺島さん。こうしてJupiterのためにアニメ作品が作られて、それを観ている客席のプロデューサーが（チアリング上映で）コンサートや団扇を振ってくれている光景に、上映中に涙が止まらなかったと仰ってました。

『Episode of Jupiter』本編の内容についてもたっぷり語ったトークイベントの最後には、改めてここまでJupiterをここまで連れてきてくれたプロデューサーの皆さんへの感謝の言葉と、9月30日(土)の『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』のTVオンエア、そして10月7日(土)より放送開始となるTVアニメ『アイドルマスター SideM』への意気込みを語りました。

寺島さん： （劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ！』を観て）春香たちにはまだまだ未来が続いていて、山に沈む夕日を観ているシーンで「輝きの向こう側には、何があるんだろう」って考えた時に、それは“未来”があるんだろうなと。そして「それってコンサートライトに似てるよね」って言われて、僕は（SideMの）1stライブの光景を思い出して、あの当時、「僕たちも輝きの向こう側へ行きたい」と思っていたJupiterに道は繋がったんだなと思いました。その道を選んだのはJupiter自身だけど、その道を繋げてくれたのはファンの皆さんだったんだなと思うと凄く嬉しくて、そしてそのあとに『Episode of Jupiter』でコンサートライトを冬馬たちだけのために振ってくれるのを見て、本当に涙が止まらなくて…。またこうしてJupiterを演じることができて、3人で、そして赤羽根さんともステージに立ってお話することもできて、これから先もまだまだ未来が待ってると思えることが嬉しいです。

神原さん： 7年前の東京ゲームショウに僕と松岡君が行って『アイドルマスター』のステージを見て、いつか僕たちもライブのステージに立つのかなと二人で思っていたのですが意外と時間が掛かりまして。でも7年先の未来にこうしたJupiterを応援に来てコンサートライトを振ってくださる方々とJupiterを描いたストーリーを見られるとは、その時は全く考えていませんでした。未来はいくつも可能性があって、こんな素敵な未来が待っていたので、これから先も考えられないような素敵な未来を皆さんと僕たちとで作っていけたら嬉しいと思います。

松岡さん： こうして沢山の方に『Episode of Jupiter』をご覧いただけることを嬉しく思います。（Jupiter初お披露目から）ここまで7年という時を経ってJupiterをお届けできたのは応援してくださった皆さんのお力のお陰です。これからも、Jupiter、『アイドルマスター SideM』、そして『アイドルマスター』という作品を応援よろしくお願いし、マス！